屋久島ガイドがお届けする今日のおすすめヒトトキ

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2016年 02月 20日

天候に一喜一憂することなかれ

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雪あがり、差し込んだ光で輝きだす伐採跡地


今日は雪の縄文杉に会いに行ってきました。トロッコ道の終盤から雪がちらほら。縄文杉付近で10cmほどの積雪がありました。天気は晴れでスタートしたものの、雲がしだいに広がり大株歩道からは雪に。

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ウィルソン株でこんな感じ。以降、ゴムの簡易アイゼンでは滑ってしまう箇所がありましたが、6本爪のアイゼンがあると快適に歩ける状態でした。

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ぐんぐん雪が増え、空気もキーンとしてきて、気持ちいい!

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フィリピン旅行を変更して屋久島にやってきたご家族。「まさか南の島でこんなに雪が降るとは・・・」とびっくりされていました。雪山を味わえる南の島。これもまた屋久島の魅力の一つです。島に住んでいる僕ですら、まるで北国へ旅しに来た気分でした。

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縄文杉では視界が白っぽくなるほど雪が吹きつけ、寒さがしみる厳しい状況に・・・。自然環境がきびしくなればなるほど、不動の木たちにたまらない尊敬の念が生まれてきます。木ってすごいなあ。

帰り道は雪が降り続け、疲れも相まって、言葉少なく黙々歩く時間が続きましたが、

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ピカーン!あふれんばかりの光が差し込んで、あたり一面キラキラの世界に。一気にテンションがあがり心ウキウキ。

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心が開放されると、写真をたくさん撮りたくなってくる。それを見守るお母さんの眼差しにガイドはホッコリ。

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心がウキウキしてくると不思議だね、行きには気づけなかった美しいものにたくさん気づけるようになる。天候の変化に一喜一憂してしまう心の癖が、感動を見つだす心のメガネを一番に曇らせてしまう。

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夢中で撮っていた被写体はオオゴカヨウオウレン。屋久島では春を告げる花と言ってる人がいるほど、出会うとなぜか期待が膨らんでしまう可愛い花です。

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自然では美しいものばかりが映りこんでくるわけじゃないです。悲しいことにも遭遇します。今日は、いつも気にかけていたトロッコ道の橋に盆栽のような美しさで発芽した杉の子が、枯れていました。トホホ。。。 おっといけない!また一喜一憂するところだった。以前、このように茶色に変色しまった杉の子の葉が、春に復活した感動劇に出会ったことがあります。大きな杉の葉が、ここまで茶色くなって復活したことは逆に今まで出会ったことがありません。小さな木には存在するけど、大きくなっていくにつれて失ってゆく不思議な回復能力が生きものには備わっているのかもしれません。うちの子どもたちの怒られたときの立ち直りがボクより早いのも、その力?笑  自然の中で次から次に湧き出してくる「なぜ?」という疑問に、自分勝手の仮説をたてるのってたまらなくおもしろい。

今日もワクワクの森歩きを演出してくれた屋久島の自然の神様、ありがとうございましたっ!

屋久島トレッキングガイド アペルイ http://aperuy.com/guide.html
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by shunzo_tabibito | 2016-02-20 11:41
2016年 02月 07日

山旅にもっていく楽器をつくろう

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アペルイにない新たな技を携えて個性あふれる2人が屋久島に移住してきた。

左:ヨガ伝道師やまちゃん
右:楽器作り師わっきー。

今日は3人で30分ほどヨガの太陽礼拝をしてから、朝食前にジャンベ作りの樹を頂きに開拓地へ。知り合いの農家さんが長年放置された畑を整備していて、そこで育った大木がみな伐採されている。その大木たちがただ燃やされてるのをみて、「くださいっ!」と言ったら快諾してくれたので、先日農園カフェ用の石釜の薪として大量にいただいていた。そのときに薪以外で何か利用できないかなあと思いながら、直径40~50cmある硬い大木の広葉樹の使い道が思いつかないでいたのだけど、わっきーの登場で、ビンゴーッ!

「世界中の武器を楽器に!」

屋久島で育ったこのクスノキでピースなジャンベを創っちゃおう!

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はじめてチェンソーを使うやまちゃん。クスノキの樟脳の香りに感動してました。本当いい香りが当たり一面に漂ってました。

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この三本をチョイス。4本に見えるけど、1本は2股に分かれたもの。叩くところが2つで音が出るところは1つのジャンベをつくろうと思います。いったいどんな音をかもし出すのか楽しみ楽しみ。皮はやっぱりヤクシカをはりたいな。だれか獣害駆除で打たれてしまった鹿などの情報を持っている方いましたら、お知らせください。皮をなめして、このヤクジャンベにはりたいと思います。

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夕方、「バイオリンを作ってみよう」とわっきー。タブノキの丸太を割り出した。バイオリンは生木でも製作可能らしく、今日からさっそく作るみたい。

やりたいことを日本の常識に囚われずドンドンやりだしちゃう種族たちが次から次へとやって来てはアペルイにいい刺激をもたらせてくれています。

ガイドの仕事が少ないオフシーズンの屋久島の今、こんなクリエイティブな暮らしがとても楽しい毎日です。


屋久島トレッキングガイド アペルイ http://aperuy.com/guide.html
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by shunzo_tabibito | 2016-02-07 00:06 | 島に生きる人