屋久島ガイドがお届けする今日のおすすめヒトトキ

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2017年 03月 15日

寒波トレッキング2

寒波トレッキング3日目。予報では北西の風は今日も吹き荒れる予報。一夜で雲を吹き飛ばしていないかなあと夜空を見上げると、お月さんがぼんやり。まだ雲が結構残ってるなあ。

「行ってみないとわからない。」そんなポジティブな気持ちに突き動かされて、眠い目をこすってナイトトレッキングスタート。再び黒味岳のピークへ!

ワクワクドイドキで黒味岳のいただきに立つと。。。
昨日より、風が吹いてるぅぅぅ〜〜。そして、寒い!
一夜にしてアセビやヤクササに霧氷がぎっしり。
昨日は全くなかったのに。。。相当冷え込んだんだろうなあ。

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ん〜、山の神様はいったい僕らに。。。

こんな過酷な環境に身をさらされると、なぜか肯定的なココにいる意味を見出そうとするのは僕だけだろうか。山にはネガティブな感情は一切入り込む隙はなく、過酷になればなるほどポジティブな心の持ちようになっていく。そして、多くの人が不思議な笑みを浮かべだす。死を予感してはじめて生を感じれるのか、なぜかイキイキと輝きだす不思議な現象が山ではよく起きる。

太陽は全く姿を見せてはくれなかったが、ガツンと大きな「何か」を叩き込まれた気分で下山。

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奥岳でベスト10に入る僕のお気に入りの杉。黒味岳の山頂付近にたくましく鎮座してます。風雪に耐えた、いやその表現はネガティブだな。風雪をビクともしないボディをつくりあげ、そこにもう何百年も動かず存在し続ける姿に、計り知れない無形の偉大な「何か」をもらい続けている。

今日は霧氷がついて、ますますカッコよかった。

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花之江河まで降りてきたら晴れてきた〜。。。
低気圧通過後の寒波の雲劇と日の出に絶妙のタイミングで出会うことの難しさを痛感。
まだまだこの山岳には通わないとだなあ。

晴天の青空に気分が盛り上がって、高盤岳まで足をのばすことに。

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高盤岳の中腹から振り返ると、深〜い森のはるか奥に黒味岳が。ここの風景は屋久島の深さを体感できる一見の価値ありスポットです。

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山頂にはトウフ岩という豆腐を切ったような巨大な奇石があり、かなり楽しめます。

人気の縄文杉や白谷雲水峡と奥岳(宮之浦岳や黒味岳)をセットに縦走すると、かなりタイトで厳しいトレッキングになってしまうけど、縄文杉と白谷雲水峡を断捨離すると、屋久島の奥深き太古の山岳をゆったり楽しむことができます。当店のおすすめする屋久島の自然を深く味わう一つの考え方です。

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屋久島のふか〜い自然を堪能するのは、ゆっくりノソノソが宜しゅうございます。

これが最後の寒波になりそうな屋久島。雪景色が見れなくなると少し寂しいですが、標高500m付近ではヤクシマオナガカエデの鮮やかな新緑も始まり、春の気配にワクワクする今日この頃。どの季節も魅惑の屋久島です。

高画質の屋久島写真を随時以下のURLにアップしてます。
ブログの写真では伝えられない屋久島を是非高画質写真で体感してほしいです。

https://500px.com/shunzotanaka
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by shunzo_tabibito | 2017-03-15 13:50 | 旅の日記


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