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屋久島ガイドがお届けする今日のおすすめヒトトキ

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2010年 01月 25日

徳ちゃんより

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屋久島を訪れるのは今回で8回目。
和蔵を通して旅をしたのは4回目になる。
今や私の屋久旅は、和蔵なくして有り得ないものになっている。

縁あってオープン直前の和蔵にお願いして
龍神杉トレッキングに連れて行ってもらって以来、
黒味岳、モッチョム岳、蛇の口滝といった登山・トレッキングや
栗生川での沢遊び、湯泊でのスノーケリング、
大川の滝、西部林道、横河渓谷、永田いなか浜などを含めた島巡りと
たくさんの自然をともに旅してきた。

なぜここまで和蔵に馴染むようになったのか。
それはたぶん、和蔵は旅人との関係を「ガイド対客」ではなく
あくまでも「人間対人間」として捉えているからではないかと思う。
同時に私自身も、ガイドさんに対しガイドだけではないものを求めていたから
和蔵を通しての屋久旅が心地の良いもにのなっているのだろう。

屋久島の雄大な自然に触れるとき、人生観が変わるなんて大袈裟かもしれないけれど
今までの考えが改まったり、悩み過ぎてぐちゃぐちゃになったことが
とてもシンプルに考えられるようになったり、そんなことがよくある。
山の中を無心でずんずん歩いていると、余計な考えが削ぎ落とされるような感覚になる。
そんな感覚が好きで、脇目もふらず黙々と先を歩くこともしばしばあるのだけれど
(先を歩き過ぎて道に迷ったかと慌てさせてしまったこともあったっけ・・・)
基本的に俊三さんは止めもせず、後ろから見守っていてくれている(多分)。

もちろん、植物の生態などのレクチャーもあるけれど
ポカポカして気持ちよかったらお昼寝したり、一緒に小石を積んで遊んだり、
ときには自然や人生について深く語り合ったり、
怪しい写真同好会となってひたすら写真を撮りまくったり・・・
とにかく自由に気の向くままに遊ばせてくれる、親戚のお兄ちゃんテイスト。

ああしろこうしろと押し付けることはないし、あくまでも旅人ペースに合わせつつ
自然との遊び方を教えてくれて楽しませてくれる・・・。
そんな付かず離れずの距離感が、私にとってはしっくり来るのかな。

そして、阿弓さんが作る素朴でありながらこだわりの利いたお弁当も最高。
洸ちゃんの成長を見るのも、屋久島を訪れる楽しみのひとつになっている。


さてここで、屋久旅8回を数える私からこれから屋久旅を計画する方々へアドバイスを。
屋久島といえば縄文杉、白谷雲水峡という2大スポットが代表的で
この2箇所に観光客が集中しているのが現状です。
そのことによる環境への影響も問題視されているのも事実。
だからというわけではないですが、屋久島の魅力はこの縄文杉・白谷のみならず。
あえてこの2つを外したプランを楽しむのがお薦めです。
自分たち以外だれもいない静かな森で自然にどっぷり浸ってみてください。

そして屋久島の魅力は山のみならず!
海や川も屋久島の自然を形作り育む上で欠かせない要素。
ぜひぜひダイビングやカヤック・沢登なども体験して欲しいです。

和蔵ならまとめて案内してくれますよ(笑



《フォトサービス感想》

今まで利用した和蔵以外のエコツアーサービスでも
写真を撮ってくれることはありましたが、縄文杉の前とか
ウィルソン株の前とかそういうポイントに限られていたと思います。
それも自分が所有するコンパクトデジカメを渡してという形で。

和蔵では、伝家の宝刀(?)デジタル一眼レフカメラを携えて
旅の始めから終わりまで、頼まなくても知らぬ間に旅のヒトヒラを
たくさん写真に切り取ってくれます。

「ハイ、チーズ!」で撮る構えた顔ではなく
心底楽しんでいる、驚いている、感動している表情を捉えていて
自分でも知らなかったような顔にちょっと照れてしまったり。

グループで旅をしていて、友人同士で撮り合っていると
必ず誰かが欠けてしまうけれど、そんなこともない。



何より、屋久島のダイナミックで、繊細な自然の数々を美しく写真に収めてもらえたら
旅のあとに友人に見せるとき屋久島の魅力を伝えやすいし
自分自身も思い出にどっぷり浸れるから嬉しい。

俊三さんの写真が素敵なのは和蔵サイトに掲載された
数々の写真をご覧頂ければ分かると思います。

どうぞ、和蔵フォトサービスで屋久旅の美しい景色や
楽しい時間、深い感動をより素敵に残して旅のあとも楽しんでください。

by shunzo_tabibito | 2010-01-25 14:43 | 旅人の声


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